すきなものばかり

いろいろなすきなもののことを書いてます

NYひとりたび Season4_1本目:SLEEP NO MORE

この旅、最初の観劇は、SLEEP NO MOREでした。
イマーシブシアターという観客参加型の演目で、会場内の100個程ある部屋で繰り広げられるお芝居を、仮面をつけ、「アノニマス(見えざる者)」として観劇する作品。会場はハイライン近くにあるThe McKittrick Hotelです。

mckittrickhotel.com

 

恥ずかしながら、この年のWOWOWトニー賞放送でV6坂本くんが行ってたのを見て知ったSleep No More。坂本くんがなんとも言えない表情で出てきたのを見て気になり、行ってきました。

会場周りは割と暗いから帰り道気をつけて!というアドバイスを、Twitterで先人たちにいただいたので、早い時間の回がある土曜に行ってきました。チケットは公式サイトで事前予約。tktsには出てないです。ドリンクや食事付きのプランもありますが、わたしは何もついていない観劇のみのチケットを購入。手数料込で132.5ドル。

 

会場に入ったら、クロークで荷物をすべて預けます。中はかなり動くので、全て預けて、どうしても持っていたいものはポケットに入れるのがベター。もしくは超ちっちゃいポシェットとか、必ず手ぶらになるように!わたしはiPhoneとハンカチだけ出してすべて預けた。クロークは有料です(たしか4ドル)

予約名を窓口で言うと渡されるのはチケット代わりのトランプのカード。このトランプのナンバー順にシアター内に向かうことになります。チケットカウンターから、シアター手前のバーまでは、かなり暗い通路を歩いて不安になった…1人だし。iPhoneのライトを頼りに進んだよ…

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バーも、耽美な雰囲気。もはやここもシアター。甘い香りと、妖艶な照明と俳優と思われる案内係。お酒飲みたい人は、いくらかの現金・カードを預けずに手元に持っていましょうー。

ドキドキしながらこのバーでしばし待機。今までの旅でいちばんドキドキしていたかもしれない。番号を呼ばれ、マスクを渡され、エレベーター内へ。そこで注意事項がアナウンスされます。必ずマスクをつけること、ケータイは使わないこと、演者には触れないこと、、、だったかな。ド緊張であまり覚えてないけど、案内係が素晴らしく妖艶だったことだけは覚えてる。

 

エレベーターを降りたら、最後まで自由。不安なので、とりあえず人の波について行くことに。演技自体は、セリフがあるわけではないので英語に困ることはないのですが、マクベスの話は理解しておいた方がいい。マリオン・コティヤールマイケル・ファスベンダーマクベスを寝落ちしながら見た程度の知識だったので、直前に「まんがで読破 マクベス」を読んで把握しておきました。*1

マクベス (まんがで読破)

マクベス (まんがで読破)

 

 

そのかいあってか、マクベスマクベス夫人・バンクォーあたりは特定できたので、だいたい彼らの誰かについていきました。駆け回ってるうちに場の雰囲気に慣れてきたので、タイプの俳優さんについていったり、人がたくさんいるところに行ったり、休憩したかったらどっかに座ったり、誰もいないところを散策したり、役者に接近して観てみたり、、と自由に過ごす余裕がでてきました。

 

ただ、本当にとんでもなくたくさん移動することになるので、汗だくになるし、足腰にくる!途中まではハイになってる感じなので大丈夫だったのですが、終盤にあまりの疲労で途中でギブアップ…後もう少しだったのですが、バーエリアに戻り、結末をちゃんと見ずに出てきてしまいました…なんで出てきてしまったんだ…帰国してからすごい後悔してる…。

見る順番はバラバラでも最後は同じシーンを見ることになるらしいので、少しでも興味ある人は最後までちゃんと見届けてきてください。わたしも次はちゃんと最後まで見届けようと思います。あと、誰かと一緒にいっても、中では無理して一緒に回らないほうが動きやすい。何組か、はぐれまいと必死に動いてる人たちがいたけれど、通路がせまいので正直、邪魔。*2あと、こんなの見た/見てない!といった、アフタートークも楽しめると思うのでぜひバラバラで巡ったほうがいいと思います。わたしも誰かといってそういうのやりたい。

 

リタイアしてしまったけれど、息遣いや体の動きをの迫力・ライブ感や、没入感はすごくて、現実なのに現実味のない、ふわふわとした、靄に包まれたような不思議な感覚に陥る空間でした。すごく不思議なんだけど、気持ちがいい。そして、各所でいろんなことが起きていて、多分その半分も見れていないと思うのでリピートしたい、という欲求が多いのもわかるし、わたしも実際ある。(とはいえ、今年の旅では行く暇がない!残念すぎる)

 

そして、昼間も思っていたのが、知識と教養の重要さ。ミュージカルもストレートプレイも、こういった新たな演目もすべて、知識と教養が合ったほうが断然楽しめる、ということ。時間のある学生時代にもっとインプットしておけばよかった。けど、いろいろなものに触れるようになった大人だからこそ思うことなのかも。今からでも遅くない!がんばろう!と思って早1年が経とうとしてるけど…。

 

少しでも気になるかた、躊躇してる方、勇気を出して行ってみてください。今までにない体験ができることを保障いたします!

 

*1:会場に行く直前までカフェで読んでた。

*2:主にカップルや女子グループがそうだった。

NYひとりたびSeason4:Mozart in the Jungle プチ ロケ地巡り

お気に入りドラマの1つに「Mozart in the Jungle」があります。ガエル・ガルシア・ベルナル演じる世界的指揮者:ロドリゴと、オーボエ奏者:ヘイリーをメインとした、NYの交響楽団の人間模様を描いたAmazonオリジナルドラマで、NYの町並みがたくさん出てきます。とはいえ、元々行く目的にしてたのではなく、ブランチをしながら地図を見ていたら、近くだということがわかったので寄ってみました。

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https://www.amazon.co.jp/dp/B0147LRKTG

 

ブランチをした店(Lafayette)を出てほどなくして、見覚えのある建物が目に入りました。The Public Theaterです。

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Public Theater - Home

 

彼らが所属する交響楽団が拠点がここの設定なのです。なにも知らずに歩いてて、「あれ?見たことあるな??」と思い、その場で調べて確認できたらなんだかうれしくなって、ひとりバシャバシャ写真撮影。ああ、ここにみんないたのか~。 

ここから更に10分~15分ほど歩けば、Washington Square Park。大好きなシーンのロケ地です。ここから楽器持って移動したのか、、打楽器の人はそこそこ大変だったのでは、、、と思いながら到着。

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シーズン2の終盤で、公園に入ってすぐのスペースでみんなで演奏していたシーンがあったのですが、そのロケ地なのです。とても美しくて、印象的なシーンでした。わたしも吹奏楽部員だったときに思ってたんだけど、外で演奏するのって、気持ちいいんだよね~

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右:そのシーン、左:私が撮ったその場所

 

暑い日だったので噴水で子どもや犬が水遊びしてたり、パフォーマンスやヨガをしてる人がいたり、みんな伸び伸びとすごしていました。近くにNY大学のキャンパスもあるので学生っぽい人もたくさんいたな。

しっかし、NYはキレイな公園が多くていいよなぁ。

 

NYひとりたび Season5 決定!

5回目(Season5)のNYの旅 を 決めたぞ!!

 

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NYに行くようになって記念すべき5回目!5周年!まさか、こんなに早く5回目に到達するとは…。初めて行ったころは予想もしてなかった。

2月からサーチャージが上がったので*1、1月末に航空券を買ってしまいました。もちろんキャンセル変更できない一番安いチケット。もう行くしかないです。来年度、仕事がどうなってるか未知すぎるけど、毎年NYに行くのはもはやライフワークなので、行くしかない!行くぞ、何があっても行くぞ!

行くのは6月。あと4か月ちょいです。既に2作品ほど観劇チケットも押さえております。あと2作品くらい押さえて、残りは現地かな。

 

あーーー楽しみーーーーー!!!

  

*1:片道1万円に…1月末までは片道7000円。去年行ったときは片道3500円だったのでどっちもタッカイ…

ニューイヤー・ミュージカル・コンサート2018を振り返る(Act2編)

大好きな大好きな、アンディ・ミエンタス&マイケル・アーデン出演のニューイヤー・ミュージカル・コンサート2018。さらに高まって頭が真っ白になるAct2です。分かってたけど、持ち歌はとんでもなかった!!!!!!!!

 

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終演後にSDでいただいたサイン

Act1はこちら↓

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Let it Go:Laura

この曲ってテンポ取るの大変なんだろうな。初日は若干オケと合ってなくて大変そうでした。2日目、3日目はしっかり立て直してました。力強いエルサ、素晴らしかったです。ローラ、初めて聴いたけどかなり好きなタイプの声だな、と改めて思いました。

Pure Imagination:ロベールさん、ジュヌヴィエーヴさん

師弟というのが分かってみてると、なんだかかわいいこの2人。

 

Left Behind:Andy & Michael

大好きな大好きなSpring Awakeningの中の1曲。アンディはUSツアーにハンシェンとして出演し、アーデンさんが演出した2015年のDeaf West版でも同じくハンシェンを演じていました。演出をしていたアーデンさんが歌うのを聴けるなんて、本当に夢のよう。オーブの人がTwitterで「お願いしちゃいました☆」ってツイートしてたけど、Great Jobです。ファンにはたまらないです。

ブラックスーツ&ネクタイで登場した2人の歌声は、それはそれは美しく、切なく、儚く…涙があふれ出て止まらなかったです。SDで感想をお伝えしたら「うんうん、この曲はとても美しい曲だよね」とアーデンさんもおっしゃってましたが、本当に美しかったです。

劇中ではメルヒオールがメインで歌うので、わたしがこれまでにしっかり聞いてるのは、Austin P. MaKenzie版。*1彼の青く、若い感じの歌もよかったのですが、アーデンさんの温かみと儚さがある歌声と、アンディの気丈にしつつも、受け入れがたそうな切なさを感じる歌声もすごく、すごく、すごく、よかったです。今思ったけれど、たぶん演じていたハンシェンとしての雰囲気だったな。さすが俳優さんだけあって1曲、1曲、全然表情や雰囲気、歌声が変わるんだよね。この2人だからこそ出せてた空気感もあるよなぁ…。

 

Buenous Aires:Laura

この夏のオーブ上演作品から。ラミンがミュージカル出演で来日することが数日前に発表された「エビータ」から。この曲の前にMCを挟んでいたけど、Left Behindの美しい世界からこの曲の流れは私にはきつかった…Lauraには申し訳ないのですが全然集中して聞けなかったです…

Don't Cry for me Argentina:ジュヌヴィエーヴさん

こちらも「エビータ」から。個人的な心情としては、こちらの曲だけでよかったですが、まぁ、そうもいかないよね…ジュヌさんのこちらはめちゃくちゃハマってて涙腺決壊でした。

 

Chim Chim Cher-ee:ALL

歌い出しはアンディ、そのあとアーデンさんだったので序盤は2人のハーモニーを堪能。やっぱりこの2人が一緒に歌ってるの好きだな~~。登場時、まぶしそうに空を見上げる仕草をしてたアンディには「あ、バートだ!こんにちは、New バート!」と思いました。あのお衣装似合いそうだし。今から日本版上演じゃなくて、来日公演にしてアンディキャスティングしてくれませんかね??そしたら全公演SS席買います…!

ところで、"Or blow me a kiss~♪"で、アーデンさんがアンディに投げキスを飛ばす様を観て、萌えが爆発しなかった人っているんですかね??わたし?もちろん、しましたボンッ!!!

 

さあ、ここからは、お待ちかねの持ち歌コーナーです。

 

Out There:Michael

今回は、これを聞くためだけにチケットを取ったといっても過言ではないです。同じようなお客さんは多かったのではないでしょうか。US版ノートルダムの鐘でカジモドをオリジナルキャストとして演じていたアーデンさん。*2その後は、演出に専念していたので、この歌を人前で歌うのは4年ぶり、とのこと。イベント等では歌ってたから、お金を取るコンサートで…という意味で言ったのかなぁ。背中を丸めずに歌えるのがうれしいとも。でも、1日目は曲の入りと退場時、2日目は曲の入り、3日目は退場時に背中を丸めて会場を暖かくしてくれました。そんなチャーミングなところも素敵。

肝心の歌は、なんというか…言葉にならなくて…。何度もいってるけど、暖かさと厚みと、でもその中に儚さがある歌声で、それが存分に出ていました。スポットライトを受け、外の生活への憧れ・渇望を全身で表現しているその姿はカジモドでした。とくに最終日はすごかった…。なんて美しく、心のこもった歌える人なんだろう、お願いだから、たまにこうやって歌ってください…と心の底から思いました。

 

Shall We Dance~Hello Young Lovers:Laura

ローラの持ち歌。現在、アンナ役でKing & Iのツアーを回っている彼女。今回そのツアーをお休みして(合間?)、来日してくださっているので、まさに今!な曲です。美しく澄んだ歌声にうっとりでした。現役で演じてる持ち歌を聴けるって、贅沢ね。

 

Empty Chairs and Empty Tables:Andy

アンディの持ち歌は、記念すべきBwayデビュー作レミゼから。アンディがマリウスを演じたことは、2014年夏に初の海外ひとり旅のきっかけとなった出来事です。あの年、アンディのマリウスが無ければNYに毎年行って、Broadwayミュージカルをいろいろ観るっていう楽しい人生は無かったと思うので、結構本気でアンディには感謝しています。

という、余談は置いといて。年末の4starsで、ラミンがこの曲を歌う、という珍事がおきたのですが、いや~ラミン吹き飛んだ。アンディマリウスの悲哀と悔しさに満ちた雰囲気と、歌声がとてもとてもよかった。気合とたたずまいが他のアンディが歌った曲と全然違い、そして、最終日は完全にマリウスに見えました。アンディ・ミエンタスではなく、わたしが4年前にみた、あのマリウスがいました。(4年前の記憶は定かじゃないけれど)完全にあの時間、オーブはインペリアルシアターでした。4年前より歌上手くなってるのもあるし、聴けてよかった。本当に、よかった。

 

I Dreamed A Dream:ジュヌヴィエーヴさん

彼女も当然、持ち歌は段違いです。悲哀とでもその中にある強さも感じられる凜とした一曲で、彼女が演じてる姿も観たいです。

What Have I Done:ロベールさん

迫力っ…!!!「今回はみんなラッキーだね~レミゼの曲を3曲も効けるよ!しかも僕はヴィクトル・ユーゴ―の原語であるフランス語で歌うよ~」という、貴重な機会。いやぁ、ベテランって違うね。迫力が…このままチャラララチャラララって流れて皆で民衆の歌歌ってほしかった…。

 

Before The Parade Passes By:ALL

ああ、終わっちゃう…とにかくニコニコ時折見つめあいながら歌うアンディとアーデンさんがほほえましくて、この2人を呼んでくれて本当にありがとう、とかみしめながら聴いてたよ(もはや曲の感想じゃなくなっている)

 

アンコールは以下2曲。

The Best Of Time:ALL

There's No Business Like Show Business:ALL

最終日だけ、I got a Rhythmをもう一度歌ってくれました。これがすっごく楽しくて!歌ってるアーデンさんを見つめすぎて自分のパートを歌い忘れそうになってたアンディがめちゃくちゃかわいかったです。

 

Act1編でも書きましたが、アンディ&アーデンさんを目当てに行ったコンサートでしたが、他の御三方も素晴らしかったです。選曲や客層もあると思うけど、全体的に落ち着いた雰囲気でまったりとした、温かいコンサートでした。そこにアンディ&アーデンさんという、比較的フレッシュな空気がシュンっと入り込んできて、ゆったりとしてるんだけど寒くてキュっとするような、年明け独特の空気感マッチしてたと思います。年末の4starsが激しかったからその反動もあるかも。笑。*3

来年はどんなキャストになるのでしょう。アンディ&アーデンさんに関しては、2人とも「また来たいな!」と、言ってくれているのでリップサービスだろうがなんだろうが、それを信じてお待ちしたいと思います。来なかったら!行くけどね!!アーデンさん演出の新作観に。今年もNY行くけどね!!

 

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日本の片隅でSpring Awakeningへの愛を叫ぶ

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*1:ちなみにメルヒオールは、Bwayオリジナルはジョナサン・グロフ。WestEndはダンケルクに仏人兵士として出演していたアナイリン・バーナード。ナイくん版めっちゃ観たい…!

*2:四季のノートルダム開幕前のプロモーション映像・画像はアーデンさんです。

*3:4starsは、なんというか、洪水のようで息ができなくなるかと思うほどの勢いと圧だった。あちらはあちらで、最高だった。むしろいいぞ、もっとやれ!という感じ。

ニューイヤー・ミュージカル・コンサート2018を振り返る(Act1編)

まるで夢のようだったニューイヤー・ミュージカル・コンサート2018が終わってから2週間…うっかり記憶が美化されたり無くなったりしそうなので、そうなる前に超書きなぐり。たぶんちょこちょこ編集する。繰り返しになりますが、わたしはアンディ・ミエンタス&マイケル・アーデンの夫夫推しなのでそこに注力して書いてます。青字は彼ら(どちらかだけも含む)が歌ってる曲です。

 

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Another Op'nin' Another Show(overture)

ご挨拶MC

アンディとアーデンさんの発言だけざっくりと。MCは溝渕俊介さんが丁寧に通訳してくださいました。*1

アーデンさん

1,2日目「日本に来れてうれしいです。しばらく演出に専念してたから人前で歌うのは4年ぶりなんで緊張しています。歌うのは日本でだけですよ☆」なんて嬉しいご挨拶。*2

3日目「今回、友人たちに”服とか買い物をたくさんするだろうから、日本に行くならスーツケースを余分に持って行った方がいいよ。”と言われたけど、今、私のスーツケースは、夫のポケモンでいっぱいです(アンディをチラリ)」

この3日目のご挨拶は、2日目*3は、最後のご挨拶でお話されていました。チラリとされたアンディはバツが悪そうに笑いながら目をそらしてました。かわいい夫夫。

    

アンディ

3日間とも「僕の大好きなゼルダ、FF、セーラームーンポケモンを作ってくれた国に来れてうれしいです」とキュートなご挨拶。*4前日にあった公開リハでも同様のことを言っていたせいか、プレゼントボックスがポケモンセンターの袋だらけでした。そういう私も年末にポケモンセンターで必死で何を贈るか考えてました…

 

ところで登場するとき、アンディは下手から、アーデンさんは上手からそれぞれ先頭に立って出てきたのですが見つめあいながら歩いてきてて、もうそこで夫夫推しの私は爆発しましたボンッ!!!!!

 

Seasons of Love:ALL

大好きな1曲。アンディも「RENTを見てこの仕事を目指した。歌うのが楽しみだよ。」と前日の公開リハで答えてたけど、SMASHファンとしてはアンディがSMASHで演じていたカイル・ビショップは、ジョナサン・ラーソンをオマージュした役だった(はず)なのもあってうれしい選曲。というか、好きなミュージカル俳優にこの曲を歌って欲しくない人なんていないのでは!?

アンディを楽しみにしていたはずなのに、アーデンさんが歌いだした瞬間ゾクっ。優しくて、温かくて、厚みのあるけど柔らかい歌声で…やっと聴けた生の歌声に涙がこぼれました。その厚みを上回る重厚感あふれていたのが、ロベールさん。その後だと、さすがにアンディに若さを感じました。(31歳なのでこの中では最年少で若いといえば若いんだけどね。初めて聴いたときからもちろんレベルアップしてるけどね)

 

Good Morning:Michael,Laura & Andy(下手からの立ち位置順)

昔からの知り合いである3人によるパフォーマンス。とてもとてもとても…キュート!!!ローラを挟んで、アーデンさんとアンディが見つめあったり、肩を組んで歌ったりする様がとてもかわいくて…ええ、また爆発しましたボンッ!!! ローラのハツラツとした歌声も合わさって、3人でキャッキャやってる様がまさに作中のようだったので、そのまま作品上演してほしかったくらい。でも、ローラはまだしも、アンディとアーデンさんがタップ踏むイメージないな…

間奏中は、3人とも客席に降りて通路側の人たちに握手やハイタッチでGood Morningする、という演出だったのですが、3日目、わたしの3つ隣が空いていて、そこに、アーデンさんが座るという事件が起きました。ヒャー!!!

 

Man of La Mancha:ロベールさん

さすがの重厚な歌声

Memory:ジュヌヴィーエヴさん

艶のある美しい歌声。この後に控えていたI dreamed a dreamへの期待が膨らむ1曲でした。

 

On the Street Where You Live:Andy

どこかクラシックな雰囲気や声色を持つアンディなので、とてもマッチしていたと思います。彼が歌い上げる声がすごく好きなんですが、この曲はそれがたくさんあって、うれしい一曲でした。

 

Music of the Night:ロベールさん

ベテラン感溢れるファントムも、いい!やっぱり年を重ねることで出るよさってすごいよね。

 

As long as your mine:Laura & Andy

過去に見ているアンディがレミゼとDWSAなので、こういう感じの曲はちょっと新鮮でした。アンディは、2017年にWicked USツアーでBoqをやってたけど、アンディのフィエロ観たくなりました。でも…アンディとアーデンさんのデュエットでもよかったな~(小声)

 

Love Changes Everything:Michael

アーデンさんの優しく、厚みのある歌声に酔いしれた一曲。壮大な雰囲気がとてもとても似合う。もっと聴きたい。

 

Beauty and the Beast:ジュヌヴィエーヴさん、ロベールさん

ジュヌヴィエーヴさんとロベールさんの師弟コンビによるオトナの美女と野獣でした。アーデンさんは「Beauty and the Teacher」なんて冗談を言ってたそうです。笑。そんなこと言うなら「Beauty and the Husband」としてアンディとアーデンさんも歌ってもよかったんじゃ??(小声)(2人のデュエットが聴きたいだけ)

 

All That Matters:Laura

Finding Never LandのBwayオリジナルキャストでもあるLaura。いわば持ち歌です。オリキャスの歌はやっぱり特別ですよね。ハツラツとした声も出るし、美しく透明感のある声も出る。さすが現役 Bway女優…。

 

MC(共演されてどうですか~という質問MC)

アンディ・アーデンさん・ローラには、3人で歌ってどうですか?と。

アーデンさんは、3日間とも「夫であるアンディとは~」とサラリとアンディと結婚していることを話していて、2日目はアンディも指輪をヒラヒラと見せていたりしていましたボンッ!!! 公開リハでもアーデンさんは同じように発言していて、まだまだ偏見があるであろう日本でこうやって言ってくださるのはすごく嬉しく思いました。いいよいいよ!!どんどん!言って!そして仲の良い姿を!見せて!!

アンディは、「Good Morning to youはとても楽しいけど、ローラは姉みたいな人だから、As long as~のようなセクシーな曲は笑いをこらえてるよ」と。フフフ。Sexy Song、とてもよかったよ。

ちなみにローラは「2人はとても親切で、私がNYに越したとき家具をかしてくれたのよ!」とのことでした(公開リハでも言ってましたね)

 

Suset Sunrise:ALL

もうココまで来ると、アーデンさんの歌声は何をどう聴いてもいいな…と思ってしまう程度にハマってしまいました。ああ好きだよ~好き~。

 

I got a Rhythm:ALL

2日目、それは起きました…わたしの3人となりの通路側の席が空いていたのですが間奏でそこにアンディが座って、ノリノリでいるという演出(?)が!観客と絡むかな?と思ったら、隣にいた方(男性)のツイートいわく「マイク向けられるのまっていたのに、ステージ上のダンナばっかりみてて、こっちを観もしなかったw」とのことです。あはは。もう!アーデンさんのこと好きすぎだよ!そんなアンディが好きだよボンッ!!!!!!!

 

ここでAct1は終わり。初日はここまででたくさん爆発して苦しかったです。2人のことが好きすぎて、好きすぎる2人が目の前で仲良く歌っている…爆発回避不可。さらに、他の御三方の歌声も素晴らしくて、来てよかった…と心底思いました。

 

Act2編につづく…

 

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*1:アーデンさんは聞き取りやすいんだけど、アンディはちょっと早口だから聞き取れないことあるから非常にありがたかった。

*2:2月にカーネギーホールでラミンやレア・サロンガ、シエラ・ボーゲス等々とコンサート出るけど^^;

*3:アンディがマチネ前に1人で電車で池袋のポケモンセンターに行った後の公演。instaストーリーで逐一その状況がアップされ、12時の時点で池袋から更新されて「え?ギリギリすぎない??」とTwitter上でみんなでソワソワしていました。わたしも思わず開演時間(13時半)確認しました。

*4:セーラームーンは初耳だった。どのキャラが好きなんだろう。私はヴィーナスちゃん(というか、セーラーVちゃん)あ、敵の人たちかな…宝石の名前だしなんとなく好きそう。パワーストーンとか好きっぽいし…

最近好きな動画【雪の日のDeaf West's Spring Awakening】

最近というか、ずっと好きでことあるごと、特に寒い日には必ずと言っていいほど繰り返し見てる2本です。

大好きな大好きなDeaf West's Spring Awakeningの映像なのですが、2年前の2016年1月、記録的な猛吹雪でBroadwayの全ショーがキャンセルになった日がありました。来場したお客さんたちに対してキャストたちは外で2曲だけアカペラでパフォーマンスをしてくれたのです。

 

1本目は年明けに来日してくれていたAndy Mienetus(アンディ・ミエンタス)演じるハンシェンがひとりでイタすときの曲であるMy Junk。


"My Junk" Snowstorm Jonas

 

Wendla役のSandla Maeちゃんがすごい表情のサムネだけど、みんなモッコモコで楽しそうに歌ってる姿にほっこりします。特別なパフォーマンスだものね。ちなみにAndyの歌うフレーズ「I go up to my room, turn the stero on?」の部分がすごく好きです(ピンポイントな萌え)

 

2曲目は、主役メルヒオール役のAustin P. MaKenzieメインのTotally Fucked。


Totally Fucked deaf west snow storm

 

彼はおばあ様がDeaf(難聴者)の方だったということもあり、ASL(アメリカ式手話)を自然に習得し、このDeaf West Theaterにも当初は手話通訳士として働く予定だったとのこと。なので歌う前のMC的なものもすごい速さで伝えています。実際の演技やStage Doorでも彼は誰よりも身に着けているのがわかるほどでしたよ。Deafのお客さんやキャストともたくさん会話していました。

そして、このパフォーマンスもみんなモッコモコで楽しそう。終わった後にAustinがちょっとニコっとはにかんでるのもかわいい。

ショーがキャンセルになってしまったのは残念だけれど、こんな貴重な楽しそうなパフォーマンスが見れたとなるとちょっとうらやましい気持ちがあるのが本音です。笑。

 

ちなみに、今日見たのは寒いからではなく、メルヒオール役だったAustinが初めてinstaストーリーとライブ配信機能を使ったことが通知で届いて、Twitterでフォロワーさんと共に、脳がDeaf West's Spring Awakeningモードになってしまったためです。笑。暖かくなるまでに、もう何度かこの2本は観ると思います。

 

ちなみに私が観に行ったのはこの猛吹雪の約1か月前のクリスマスの時で記録的暖冬の週でした。

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アンディ・ミエンタス&マイケル・アーデン初来日公演!!が、終わった!!

発表されてから楽しみに楽しみにしていた、大好きなアンディ・ミエンタス(Andy Mientus)とマイケル・アーデン(Michael Arden)が出演した、ニューイヤー・ミュージカル・コンサート2018が、無事、終わりました。燃え尽きてます…。

 

2人の来日が発表されたのは去年の12月3日の朝。速攻でチケットを取り、貸切以外の3公演を観てきました。発表当日の興奮はこちら↓

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大好きな大好きな、世界でいちばん好きなカップルの2人。2人が出してる雰囲気はとてもやさしくて、うっとりしてしまいました。アンディは出演作を観ているので歌声を聴くのは何度目かでしたが、やっぱり好き。そして、マイケル・アーデン、もう鳥肌ものでした。もう絶対聴けないと思ってたアーデンさんの歌声とパフォーマンス、本当に美しかったです。2人の特別なデュエットもあったし、もちろんほかのキャストの方々も素晴らしかった!しばらく余韻と、アンディ&アーデンさんロスに浸りっぱなしになってしまいそうです。というか、今日も気が付くとニヤニヤ思い出し笑いしてしまっていました。ああ、本当にシアワセな3日間だった…。

もちっと落ち着いたら、振り返り書こうと思いますが、今、とにかく言いたいこととしては、アーデンさんの「Out there」は最高だったぞーーー!!!アンディの「Empty chair~」は最終日は完全にマリウスだったぞーーーー!!!来てくれて、ありがとーーーーー!!!!

 

落ち着くまでは、今日から京都でバカンスを満喫している姿を置いとくことにします。きゃわ!

 

 

I’m a lucky man.

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いや、ほんと、アーデンさん。あなたlucky manですよ…きゃわ!!!

 

夢だけど!夢じゃ、なかったーーーー!!!

わたしは!いま!シアワセだーーーー!!!

 

1/21追記:Act1振り返りました。自己満足まとめ。

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Act2も振り返りました。

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ここでもアンディ&アーデンさんへの愛を叫んでいます。(アンディ多め)

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