すきなものばかり

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2019年7本目:メリー・ポピンズ リターンズ

2019年7本目は、待ちに待ったメリー・ポピンズ リターンズ(原題:Mary Poppins Returns)】

 


Mary Poppins Returns | Official Trailer

 

あらすじ

1964年にジュリー・アンドリュース主演で公開された伝説的映画「メリー・ポピンズ」の続編。前回の舞台から約20年後の1930年代、世界恐慌時代のロンドン。借金返済ができず、家を失いそうになったバンクス家のもとにあのメリー・ポピンズが再び空からやってきた!

 

好き度

あいしてる!!!

 

とりあえず、公開日前夜の先行上映(前夜祭)と翌々日の2回観ました。
2回とも冒頭にあの音楽が流れてきた瞬間に涙腺決壊し、最後まで大体泣いてた。
オリジナル(1964年のジュリー版)への愛とリスペクトがすごい。続編といいつつも、作品の端々に前作を感じさせる、リメイクとも思える作り。セットも、セリフも、音楽も。オリジナルが素晴らしすぎるだけに、どうなんだ…と思いながら観始めたけど、とにかく楽しかった!もちろん突っ込みどころは多々あるし、曲も「Suprercalifragilisticexpialidocious」のようなガツ―――ン!と来るものはないのだけれど、マーク・シャイマンの明るく楽しい音楽はどれもよかった。拍手の出来ないのがもどかしかったよ~~

 

好きなところ 

Practically Perfect エミリー・ブラント

 

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この傘、アニマトロ二クスなんだって!前作よりも喋ってて楽しかった!

 

ジュリー・アンドリュース以外はあり得ないと思ってたけど、きちんとメリー・ポピンズ。飛ぶ姿、姿勢のいい歩き方、厳しい口ぶり、けれど、いたずらっ子っぽく笑うところ。。身だしなみを、より気にしてるところがちょっと違ったかな。あと、子どもたちの自主性を尊重してる傾向もあった気がするけど、これは現代風にしているということなのだろうと思っている。
ちょっと低めの歌声も心落ち着く感じがして良かったな~むしろ好きだ。そして、お衣装がめちゃくちゃかわいい!お風呂入ってるシーンのシャツとエプロンがめちゃくちゃかわいい!売ってほしい!Off we go!(言いたいだけ)

 

f:id:megmientus:20190211180202j:plainとにかく、かわいい。わたしはエミリー・ブラント、彼女自身も好きだ、大好きだ。

 

お衣装は、ロイヤルドルトンの器に入ったときのものもめっちゃくちゃかわいい!器の絵柄がプリントされてる感じなんだよ~。陶器の中だから足音もコツコツカツンカツンしてる。かわいい!

 

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特にBanks Childrenのお衣装がかわいい

 

ミュージカル界の大スター、リン=マニュエル・ミラン

 

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いやはや、今回はエミリー・ブラント以上に彼の虜になってしまった!! いわずと知れたミュージカル界の大スター「ハミルトン」の生みの親、リン=マニュエルミランダ! 彼の歌声はちょっとクセがあるので、苦手だったのだけれど、冒頭の「(Underneath the)Lovely London sky」がめっちゃくちゃいい歌で! ロンドンへの愛と希望を感じる歌を、世の中を良くしようとしている大スターが歌う! そして、この曲から始まるストーリー! 歌も展開も希望しかない! はい、最高!! 出てきた瞬間、理性が飛んだ! ありがとう、ロブ・マーシャル

当然ですが、リンさんの見どころはここだけじゃないわけですよ。だって、大スターだから。「A Cover is not the Book」はロブ・マーシャル!っていうか Chicago で思わず笑うけど、めっちゃ楽しい。

 

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このお衣装も陶器への絵付けのようでかわいい。

 

でも、まぁ、そんなことはどうでもいいんですよ(よくはない)ラップかよ!ラップだな!?リン=マニュエル・ミランダの良さを見せたかったんだね!?そうだね!?というパートが!!! これが彼のために用意された曲ですよね、ありがとう、マークシャイマン *1しかも、「あっ…踊ってる…踊れるんだ…そっか、踊るよな…」と戸惑うくらいに踊ってる。。しかも満面の笑みで…この曲のリンさんを観て好きにならない人っているのかな!?いないよね!?

 

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Chicagoのキャサリン・ゼタ・ジョーンズのようなエミリー・ブラント

 

さらにもう1つ「Trip a Little light fantastic」

 

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これがまぁ~~~~~~言ってしまえば、前作の「Step in Time」なんですけど。

 

 

映画版より、ミュージカル版の方が近いなと思いました。わたしはこのミュージカル版が大好きなのでもう、感動!!スタンディングオベーション(実際にはしてないけど)

 

 

タップダンスが無いのはちょっとさみしかったけれども、ストリートダンス風味が入ったのは驚きつつも楽しかった。だって何から何まで前作を踏襲する必要ないものね。ちょっと笑いながらツッコミたくなるところもあったけれど。笑。

とにかく、1800円(+ドルビー料金やIMAX料金)で、あのリン=マニュエル・ミランダが観れるのは実質タダなようなもんなので、みんな観に行ったほうがいいと思う。*2

 

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ハミルトンはセレブの娯楽だから…

 

しっかし、宣伝で彼の名前が全然出ないの、残念過ぎる! 確かに日本での知名度は低いけれど、他の国では今回の出演者の誰よりも、今、ビッグスターなはずなのに…。日本のマスコミが彼のことを今回の作品で取り上げることは、まあないだろうけどエンタメ文化の発展には、彼を紹介していくという気概がないと日本のエンタメはいつまでもこのままだぞ!!(と、偉そうなことを言ってみる)

 

The One,the only...ディック・ヴァン・ダイク

 

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もう言葉にならない。登場した瞬間、心の中で拍手喝采。ショーストップ。最高だった。そして彼を見つめるエミリーとリンさん。その視線は、さながらファンガールとファンボーイ!

 

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もう1人のレジェンドも忘れちゃダメよね、アンジェラ・ランズベリー
元はジュリー・アンドリュースにやらせたかったんだろうけど、そうじゃなくて正解だった思う。この歌声がめちゃくちゃハマってたと思うし、衰えを感じない…さすがレジェンドだ…。あとかわいい。

 

メリー・ポピンズは父を救う

 

ジュリー版では、マイケルとジェーンの父 ジョージ・バンクスを、そして今回は、マイケルを。そう、メリー・ポピンズは子どもたちのナニーでありながら一家の父(と一家)を救ってるのです。
今回は、それが分かりやすくてバンクス家を訪れたメリー・ポピンズは、彼女がナニーになると知った子どもたちに「For us!?(セリフうろ覚え)」と言われ、「Yes,you too」と返してます。「あなたたち”も”」と。メリー・ポピンズにとっては、マイケルとジェーンも子どもだってことかもしれないけれど、結果的にマイケルは彼女に救われているし、最後のセリフもマイケルの「Thank you Mary Poppins」です。メリー・ポピンズ制作の話『ウォルト・ディズニーの約束(Saving Mr.Banks)』もP.L.トラヴァースのお父様を救う展開だったし、全部繋がってるので、ジュリー版とSaving Mr.Banksを観てから、リターンズするのがいちばんいいと思います。

 

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ジョンとアナベル(双子設定)とジョージ―、3人のBanks Childrenは割としっかりめ且つ超かわいい

 

1つ難をいうなら、魔法と子どもたちのファーストコンタクトは前作の「Spoonful of Suger」のように指を鳴らしただけでおもちゃが片付くような、今回もあったようにメリー・ポピンズが箱に紙を入れただけで他のものも片付くような、<現実世界に起きている不思議なこと>にしてほしかったなーと。その後、今回の「Can you imagine that」の世界に行ったほうが「夢じゃなかった!!」と心躍るじゃないですか。そんなことない? わたしはそうなんですよ。

 

とはいえ、めちゃくちゃ楽しかったし、大スクリーンでリン=マニュエル・ミランダを観たいのでもう2回くらい観に行こうと思います。

 

*1:Vogueのインタビューで「彼のための曲を作ったよ」という言及あり。ちなみにこのVogueのグラビアは、はちゃめちゃに最高

*2:彼が『ハミルトン』の主演をしていたころは、公式がダフ屋状態でプレミアム席は1,000ドルほどしていた。ちなみに今も800ドルくらいはする。