すきなものばかり

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2019年1本目:パッドマン 5億人の女性を救った男

2019年映画館初めは、『パッドマン 5億人の女性を救った男/PAD MAN』
公開した2018年のうちに観にいけなくて、待望の鑑賞。

 


映画『パッドマン 5億人の女性を救った男』予告(12月7日公開)

 

あらすじ

2001年の現代でも血を不浄と考え、生理期間中の女性をベランダで寝起きさせる超絶レトロな慣習のある、インドの田舎町が舞台。妻が汚れた布を生理中に使用してると知ったラクシュミ。生理ナプキンを買うも高価すぎる(公式サイトの解説コラムによると1100円!)ため、妻に返品を言い渡され、それならば!と自分で作るも「女性の問題だからほっといてほしい。こんなの恥ずかしい」と拒絶をされる。それは妻からだけでなく、家族や村からも。それでも彼は、諦めず快適で安価な生理ナプキン作りに取り組む…。

 

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好き度

好き、すごく好き。全人類観てほしい。全人類無理なら、全日本人観てほしい。

すっごくよかった。ものすごく、よかった!ストーリーに出てくるインド女性問題や都市と田舎の貧困差の問題は、何十年も昔のことのように感じられるけれど、2001年という、つい最近のお話。インドの生活文化や女性の自立のこと、宗教のこと、いろいろ学びたくなった。けれど、娯楽作品としてもすごくおもしろい!実は、初インド映画。あんだけ流行っていたバーフバリやら何やらも観ていない(恥)いきなり始まる陽気な音楽と鮮やかな衣装・装飾にダンス。なんだこれ、めちゃくちゃ楽しいじゃないか!ミュージカル好きなので、楽しめないはずがないんだよね。なぜ今まで観ていなかったのか!
あと、ラクシュミがガヤトリのこと大好きすぎてめちゃくちゃかわいい。好きすぎるが故の行動だもんね、ナプキン作りを始めたのも。まっすぐで優しくて、愛情深く、芯の強いラクシュミ、とても素敵なパートナーです。ひたむきな瞳は思わず応援したくなってしまう。

 

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冒頭に「事実に基づくお話ですが、多少の脚色はしています」と字幕が出るのですが、後半、ラクシュミの助けとなる女性・パリ―は実存しないらしい。
パリーは、工科大学教授を父に持ち、MBA取得の道に進んでいる。演じていた、ソーナム・カプールは、ハリウッドでも活躍する俳優兼プロデューサーを父に持ち、ロンドン大学まで出ているので、役のパリーと同様、いわゆる恵まれた女性。役でも現実でもパリーだしソーナム。びっくりするほど美しくて、「ミューズか…」と思ったよ、ほんと。。。

 

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実在しないとは知らずに観ていたけれど「彼女の立場が、ガヤトリだったらな。一緒に試行錯誤して、売りに行ければな…」と思いながら観ていたので、彼女の存在は、理想と現実というか、インドの都市と田舎の対比のようなものになっていたように思う。それが、少しかなしく、ツラくも感じた。けれど、希望の存在でもあったかな。だって彼女の行動で、出てきた女性の人生は変わっていくのだから!

 

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137分という少し長めの作品だけれど、その長さも吹き飛ぶほどの展開。公式サイトではインドについてのコラムもあって勉強になる。上映館数が少ないのがもったいないよーーー!