2017年14本目は【SING/シング(原題:SING)】
glee大好きなので、絶対好きだと思って観に行ったら、思った通り大好き!
ストーリー
人間世界とよく似た、動物だけが暮らす世界。コアラのバスターが劇場支配人を務める劇場は、かつての栄光は過去のものとなり、取り壊し寸前の状況にあった。バスターは劇場の再起を賭け、世界最高の歌のオーディションの開催を企画する。極度のアガリ症のゾウ、ギャングの世界から足を洗い歌手を夢見るゴリラ、我が道を貫くパンクロックなハリネズミなどなど、個性的なメンバーが人生を変えるチャンスをつかむため、5つの候補枠をめぐってオーディションに参加する。
gleeと同じように、夢は諦めないで行動すれば叶う、本当の自分を解放して、自分の道は自分で切り開こう!という王道ストーリー。これを軸に、それぞれのキャラの背景が、とてもマッチした楽曲とともに展開していきます。最高のパフォーマンスに興奮しながらも、気づくと涙を流していました。音楽の力ってすごい。
曲は大ヒットソングばかり。洋楽をgleeとミュージカル曲くらいしか聴かない私でもどこかで耳にしたような曲ばかりなので耳馴染みがとてもよかったです。知ってる曲が出てくるってそれだけでうれしいよね。日本の生き物らしき子たちも出てて、きゃりーぱみゅぱみゅの曲も登場。
『SING/シング』「にんじゃりばんばん」楽曲使用シーン本編クリップ映像
声優も豪華で、特に今回、驚いたのはゴリラのジョニー役のタロン・エガートン!

めちゃくちゃいい歌声してる!!キングスマンで大ブレイクした彼、こんなに歌えると思ってなかったから嬉しい驚き!実写ミュージカル映画も期待の上手さでした。サントラでジョニーの曲リピートしまくり。
グンター&ロジータのピギーパワーは、とてもパワーをもえらえる2人(匹)。フリーダムなグンターと、専業主婦としての日々にモヤモヤしつつも、押し殺してるロジータ。グンターのおかげでロジータが自分を解放できてて、本当によかった。私もグンターみたいな友達ほしい。
もちろん、スカーレット・ヨハンソンのドスの効いたCall me maybeもセス・マクファーレンのmy wayも最高。セス、どれだけ芸達者なの…
他にも、カエルやらキリンやらいろんな動物がたくさん出てくるわけですが、それらを終結させたのはコアラのバスター・ムーン。演じるはマシュー・マコノヒー!このバスターが従業員に給料払わないは、友達(の家族)にお金を無心するわのとんでもないやつ。でも劇場を愛する気持ちはだれより強い。そのおかげで先ほどの生き物たちが活きてくるわけで。でもマシュー・マコノヒーが出すどうしようもないヤツ感よかったなぁ。
そのバスターの友達がヒツジのエディ。
お金持ちの家に育ち、働かずにフラフラしているニートヒツジな彼。ちょっと頼りないようなところもある、いい味出してるヒツジなのですが演じるのはジョン・C・ライリー!そう、キングコングでもいい味出してたジョンCなのです!まさかこんな直近で連続してジョンCに接触するとは思ってなかった。
気になるところは少しあるものの(専業主婦の仕事とか日本人ってちょっとバカにされてるなーとか…)、最終的には「よかったねえ」と思えた。音楽の力はすごい。疲れたときに見て元気をもらいたい作品です。