すきなものばかり

いろいろなすきなもののことを書いてます

ニューイヤー・ミュージカル・コンサート2018を振り返る(Act2編)

大好きな大好きな、アンディ・ミエンタス&マイケル・アーデン出演のニューイヤー・ミュージカル・コンサート2018。さらに高まって頭が真っ白になるAct2です。分かってたけど、持ち歌はとんでもなかった!!!!!!!!

 

f:id:megmientus:20180123212103j:plain f:id:megmientus:20180123212104j:plain

終演後にSDでいただいたサイン

Act1はこちら↓

megmientus.hatenadiary.jp

 

Let it Go:Laura

この曲ってテンポ取るの大変なんだろうな。初日は若干オケと合ってなくて大変そうでした。2日目、3日目はしっかり立て直してました。力強いエルサ、素晴らしかったです。ローラ、初めて聴いたけどかなり好きなタイプの声だな、と改めて思いました。

Pure Imagination:ロベールさん、ジュヌヴィエーヴさん

師弟というのが分かってみてると、なんだかかわいいこの2人。

 

Left Behind:Andy & Michael

大好きな大好きなSpring Awakeningの中の1曲。アンディはUSツアーにハンシェンとして出演し、アーデンさんが演出した2015年のDeaf West版でも同じくハンシェンを演じていました。演出をしていたアーデンさんが歌うのを聴けるなんて、本当に夢のよう。オーブの人がTwitterで「お願いしちゃいました☆」ってツイートしてたけど、Great Jobです。ファンにはたまらないです。

ブラックスーツ&ネクタイで登場した2人の歌声は、それはそれは美しく、切なく、儚く…涙があふれ出て止まらなかったです。SDで感想をお伝えしたら「うんうん、この曲はとても美しい曲だよね」とアーデンさんもおっしゃってましたが、本当に美しかったです。

劇中ではメルヒオールがメインで歌うので、わたしがこれまでにしっかり聞いてるのは、Austin P. MaKenzie版。*1彼の青く、若い感じの歌もよかったのですが、アーデンさんの温かみと儚さがある歌声と、アンディの気丈にしつつも、受け入れがたそうな切なさを感じる歌声もすごく、すごく、すごく、よかったです。今思ったけれど、たぶん演じていたハンシェンとしての雰囲気だったな。さすが俳優さんだけあって1曲、1曲、全然表情や雰囲気、歌声が変わるんだよね。この2人だからこそ出せてた空気感もあるよなぁ…。

 

Buenous Aires:Laura

この夏のオーブ上演作品から。ラミンがミュージカル出演で来日することが数日前に発表された「エビータ」から。この曲の前にMCを挟んでいたけど、Left Behindの美しい世界からこの曲の流れは私にはきつかった…Lauraには申し訳ないのですが全然集中して聞けなかったです…

Don't Cry for me Argentina:ジュヌヴィエーヴさん

こちらも「エビータ」から。個人的な心情としては、こちらの曲だけでよかったですが、まぁ、そうもいかないよね…ジュヌさんのこちらはめちゃくちゃハマってて涙腺決壊でした。

 

Chim Chim Cher-ee:ALL

歌い出しはアンディ、そのあとアーデンさんだったので序盤は2人のハーモニーを堪能。やっぱりこの2人が一緒に歌ってるの好きだな~~。登場時、まぶしそうに空を見上げる仕草をしてたアンディには「あ、バートだ!こんにちは、New バート!」と思いました。あのお衣装似合いそうだし。今から日本版上演じゃなくて、来日公演にしてアンディキャスティングしてくれませんかね??そしたら全公演SS席買います…!

ところで、"Or blow me a kiss~♪"で、アーデンさんがアンディに投げキスを飛ばす様を観て、萌えが爆発しなかった人っているんですかね??わたし?もちろん、しましたボンッ!!!

 

さあ、ここからは、お待ちかねの持ち歌コーナーです。

 

Out There:Michael

今回は、これを聞くためだけにチケットを取ったといっても過言ではないです。同じようなお客さんは多かったのではないでしょうか。US版ノートルダムの鐘でカジモドをオリジナルキャストとして演じていたアーデンさん。*2その後は、演出に専念していたので、この歌を人前で歌うのは4年ぶり、とのこと。イベント等では歌ってたから、お金を取るコンサートで…という意味で言ったのかなぁ。背中を丸めずに歌えるのがうれしいとも。でも、1日目は曲の入りと退場時、2日目は曲の入り、3日目は退場時に背中を丸めて会場を暖かくしてくれました。そんなチャーミングなところも素敵。

肝心の歌は、なんというか…言葉にならなくて…。何度もいってるけど、暖かさと厚みと、でもその中に儚さがある歌声で、それが存分に出ていました。スポットライトを受け、外の生活への憧れ・渇望を全身で表現しているその姿はカジモドでした。とくに最終日はすごかった…。なんて美しく、心のこもった歌える人なんだろう、お願いだから、たまにこうやって歌ってください…と心の底から思いました。

 

Shall We Dance~Hello Young Lovers:Laura

ローラの持ち歌。現在、アンナ役でKing & Iのツアーを回っている彼女。今回そのツアーをお休みして(合間?)、来日してくださっているので、まさに今!な曲です。美しく澄んだ歌声にうっとりでした。現役で演じてる持ち歌を聴けるって、贅沢ね。

 

Empty Chairs and Empty Tables:Andy

アンディの持ち歌は、記念すべきBwayデビュー作レミゼから。アンディがマリウスを演じたことは、2014年夏に初の海外ひとり旅のきっかけとなった出来事です。あの年、アンディのマリウスが無ければNYに毎年行って、Broadwayミュージカルをいろいろ観るっていう楽しい人生は無かったと思うので、結構本気でアンディには感謝しています。

という、余談は置いといて。年末の4starsで、ラミンがこの曲を歌う、という珍事がおきたのですが、いや~ラミン吹き飛んだ。アンディマリウスの悲哀と悔しさに満ちた雰囲気と、歌声がとてもとてもよかった。気合とたたずまいが他のアンディが歌った曲と全然違い、そして、最終日は完全にマリウスに見えました。アンディ・ミエンタスではなく、わたしが4年前にみた、あのマリウスがいました。(4年前の記憶は定かじゃないけれど)完全にあの時間、オーブはインペリアルシアターでした。4年前より歌上手くなってるのもあるし、聴けてよかった。本当に、よかった。

 

I Dreamed A Dream:ジュヌヴィエーヴさん

彼女も当然、持ち歌は段違いです。悲哀とでもその中にある強さも感じられる凜とした一曲で、彼女が演じてる姿も観たいです。

What Have I Done:ロベールさん

迫力っ…!!!「今回はみんなラッキーだね~レミゼの曲を3曲も効けるよ!しかも僕はヴィクトル・ユーゴ―の原語であるフランス語で歌うよ~」という、貴重な機会。いやぁ、ベテランって違うね。迫力が…このままチャラララチャラララって流れて皆で民衆の歌歌ってほしかった…。

 

Before The Parade Passes By:ALL

ああ、終わっちゃう…とにかくニコニコ時折見つめあいながら歌うアンディとアーデンさんがほほえましくて、この2人を呼んでくれて本当にありがとう、とかみしめながら聴いてたよ(もはや曲の感想じゃなくなっている)

 

アンコールは以下2曲。

The Best Of Time:ALL

There's No Business Like Show Business:ALL

最終日だけ、I got a Rhythmをもう一度歌ってくれました。これがすっごく楽しくて!歌ってるアーデンさんを見つめすぎて自分のパートを歌い忘れそうになってたアンディがめちゃくちゃかわいかったです。

 

Act1編でも書きましたが、アンディ&アーデンさんを目当てに行ったコンサートでしたが、他の御三方も素晴らしかったです。選曲や客層もあると思うけど、全体的に落ち着いた雰囲気でまったりとした、温かいコンサートでした。そこにアンディ&アーデンさんという、比較的フレッシュな空気がシュンっと入り込んできて、ゆったりとしてるんだけど寒くてキュっとするような、年明け独特の空気感マッチしてたと思います。年末の4starsが激しかったからその反動もあるかも。笑。*3

来年はどんなキャストになるのでしょう。アンディ&アーデンさんに関しては、2人とも「また来たいな!」と、言ってくれているのでリップサービスだろうがなんだろうが、それを信じてお待ちしたいと思います。来なかったら!行くけどね!!アーデンさん演出の新作観に。今年もNY行くけどね!!

 

関連投稿はこちら↓

megmientus.hatenadiary.jp

megmientus.hatenadiary.jp

日本の片隅でSpring Awakeningへの愛を叫ぶ

megmientus.hatenadiary.jp

*1:ちなみにメルヒオールは、Bwayオリジナルはジョナサン・グロフ。WestEndはダンケルクに仏人兵士として出演していたアナイリン・バーナード。ナイくん版めっちゃ観たい…!

*2:四季のノートルダム開幕前のプロモーション映像・画像はアーデンさんです。

*3:4starsは、なんというか、洪水のようで息ができなくなるかと思うほどの勢いと圧だった。あちらはあちらで、最高だった。むしろいいぞ、もっとやれ!という感じ。

ニューイヤー・ミュージカル・コンサート2018を振り返る(Act1編)

まるで夢のようだったニューイヤー・ミュージカル・コンサート2018が終わってから2週間…うっかり記憶が美化されたり無くなったりしそうなので、そうなる前に超書きなぐり。たぶんちょこちょこ編集する。繰り返しになりますが、わたしはアンディ・ミエンタス&マイケル・アーデンの夫夫推しなのでそこに注力して書いてます。青字は彼ら(どちらかだけも含む)が歌ってる曲です。

 

f:id:megmientus:20180121172331j:plain f:id:megmientus:20180121172333j:plain f:id:megmientus:20180121172335j:plain

 

Another Op'nin' Another Show(overture)

ご挨拶MC

アンディとアーデンさんの発言だけざっくりと。MCは溝渕俊介さんが丁寧に通訳してくださいました。*1

アーデンさん

1,2日目「日本に来れてうれしいです。しばらく演出に専念してたから人前で歌うのは4年ぶりなんで緊張しています。歌うのは日本でだけですよ☆」なんて嬉しいご挨拶。*2

3日目「今回、友人たちに”服とか買い物をたくさんするだろうから、日本に行くならスーツケースを余分に持って行った方がいいよ。”と言われたけど、今、私のスーツケースは、夫のポケモンでいっぱいです(アンディをチラリ)」

この3日目のご挨拶は、2日目*3は、最後のご挨拶でお話されていました。チラリとされたアンディはバツが悪そうに笑いながら目をそらしてました。かわいい夫夫。

    

アンディ

3日間とも「僕の大好きなゼルダ、FF、セーラームーンポケモンを作ってくれた国に来れてうれしいです」とキュートなご挨拶。*4前日にあった公開リハでも同様のことを言っていたせいか、プレゼントボックスがポケモンセンターの袋だらけでした。そういう私も年末にポケモンセンターで必死で何を贈るか考えてました…

 

ところで登場するとき、アンディは下手から、アーデンさんは上手からそれぞれ先頭に立って出てきたのですが見つめあいながら歩いてきてて、もうそこで夫夫推しの私は爆発しましたボンッ!!!!!

 

Seasons of Love:ALL

大好きな1曲。アンディも「RENTを見てこの仕事を目指した。歌うのが楽しみだよ。」と前日の公開リハで答えてたけど、SMASHファンとしてはアンディがSMASHで演じていたカイル・ビショップは、ジョナサン・ラーソンをオマージュした役だった(はず)なのもあってうれしい選曲。というか、好きなミュージカル俳優にこの曲を歌って欲しくない人なんていないのでは!?

アンディを楽しみにしていたはずなのに、アーデンさんが歌いだした瞬間ゾクっ。優しくて、温かくて、厚みのあるけど柔らかい歌声で…やっと聴けた生の歌声に涙がこぼれました。その厚みを上回る重厚感あふれていたのが、ロベールさん。その後だと、さすがにアンディに若さを感じました。(31歳なのでこの中では最年少で若いといえば若いんだけどね。初めて聴いたときからもちろんレベルアップしてるけどね)

 

Good Morning:Michael,Laura & Andy(下手からの立ち位置順)

昔からの知り合いである3人によるパフォーマンス。とてもとてもとても…キュート!!!ローラを挟んで、アーデンさんとアンディが見つめあったり、肩を組んで歌ったりする様がとてもかわいくて…ええ、また爆発しましたボンッ!!! ローラのハツラツとした歌声も合わさって、3人でキャッキャやってる様がまさに作中のようだったので、そのまま作品上演してほしかったくらい。でも、ローラはまだしも、アンディとアーデンさんがタップ踏むイメージないな…

間奏中は、3人とも客席に降りて通路側の人たちに握手やハイタッチでGood Morningする、という演出だったのですが、3日目、わたしの3つ隣が空いていて、そこに、アーデンさんが座るという事件が起きました。ヒャー!!!

 

Man of La Mancha:ロベールさん

さすがの重厚な歌声

Memory:ジュヌヴィーエヴさん

艶のある美しい歌声。この後に控えていたI dreamed a dreamへの期待が膨らむ1曲でした。

 

On the Street Where You Live:Andy

どこかクラシックな雰囲気や声色を持つアンディなので、とてもマッチしていたと思います。彼が歌い上げる声がすごく好きなんですが、この曲はそれがたくさんあって、うれしい一曲でした。

 

Music of the Night:ロベールさん

ベテラン感溢れるファントムも、いい!やっぱり年を重ねることで出るよさってすごいよね。

 

As long as your mine:Laura & Andy

過去に見ているアンディがレミゼとDWSAなので、こういう感じの曲はちょっと新鮮でした。アンディは、2017年にWicked USツアーでBoqをやってたけど、アンディのフィエロ観たくなりました。でも…アンディとアーデンさんのデュエットでもよかったな~(小声)

 

Love Changes Everything:Michael

アーデンさんの優しく、厚みのある歌声に酔いしれた一曲。壮大な雰囲気がとてもとても似合う。もっと聴きたい。

 

Beauty and the Beast:ジュヌヴィエーヴさん、ロベールさん

ジュヌヴィエーヴさんとロベールさんの師弟コンビによるオトナの美女と野獣でした。アーデンさんは「Beauty and the Teacher」なんて冗談を言ってたそうです。笑。そんなこと言うなら「Beauty and the Husband」としてアンディとアーデンさんも歌ってもよかったんじゃ??(小声)(2人のデュエットが聴きたいだけ)

 

All That Matters:Laura

Finding Never LandのBwayオリジナルキャストでもあるLaura。いわば持ち歌です。オリキャスの歌はやっぱり特別ですよね。ハツラツとした声も出るし、美しく透明感のある声も出る。さすが現役 Bway女優…。

 

MC(共演されてどうですか~という質問MC)

アンディ・アーデンさん・ローラには、3人で歌ってどうですか?と。

アーデンさんは、3日間とも「夫であるアンディとは~」とサラリとアンディと結婚していることを話していて、2日目はアンディも指輪をヒラヒラと見せていたりしていましたボンッ!!! 公開リハでもアーデンさんは同じように発言していて、まだまだ偏見があるであろう日本でこうやって言ってくださるのはすごく嬉しく思いました。いいよいいよ!!どんどん!言って!そして仲の良い姿を!見せて!!

アンディは、「Good Morning to youはとても楽しいけど、ローラは姉みたいな人だから、As long as~のようなセクシーな曲は笑いをこらえてるよ」と。フフフ。Sexy Song、とてもよかったよ。

ちなみにローラは「2人はとても親切で、私がNYに越したとき家具をかしてくれたのよ!」とのことでした(公開リハでも言ってましたね)

 

Suset Sunrise:ALL

もうココまで来ると、アーデンさんの歌声は何をどう聴いてもいいな…と思ってしまう程度にハマってしまいました。ああ好きだよ~好き~。

 

I got a Rhythm:ALL

2日目、それは起きました…わたしの3人となりの通路側の席が空いていたのですが間奏でそこにアンディが座って、ノリノリでいるという演出(?)が!観客と絡むかな?と思ったら、隣にいた方(男性)のツイートいわく「マイク向けられるのまっていたのに、ステージ上のダンナばっかりみてて、こっちを観もしなかったw」とのことです。あはは。もう!アーデンさんのこと好きすぎだよ!そんなアンディが好きだよボンッ!!!!!!!

 

ここでAct1は終わり。初日はここまででたくさん爆発して苦しかったです。2人のことが好きすぎて、好きすぎる2人が目の前で仲良く歌っている…爆発回避不可。さらに、他の御三方の歌声も素晴らしくて、来てよかった…と心底思いました。

 

Act2編につづく…

 

アンディ関連の記事はこちらも。

megmientus.hatenadiary.jp

megmientus.hatenadiary.jp

megmientus.hatenadiary.jp

*1:アーデンさんは聞き取りやすいんだけど、アンディはちょっと早口だから聞き取れないことあるから非常にありがたかった。

*2:2月にカーネギーホールでラミンやレア・サロンガ、シエラ・ボーゲス等々とコンサート出るけど^^;

*3:アンディがマチネ前に1人で電車で池袋のポケモンセンターに行った後の公演。instaストーリーで逐一その状況がアップされ、12時の時点で池袋から更新されて「え?ギリギリすぎない??」とTwitter上でみんなでソワソワしていました。わたしも思わず開演時間(13時半)確認しました。

*4:セーラームーンは初耳だった。どのキャラが好きなんだろう。私はヴィーナスちゃん(というか、セーラーVちゃん)あ、敵の人たちかな…宝石の名前だしなんとなく好きそう。パワーストーンとか好きっぽいし…

最近好きな動画【雪の日のDeaf West's Spring Awakening】

最近というか、ずっと好きでことあるごと、特に寒い日には必ずと言っていいほど繰り返し見てる2本です。

大好きな大好きなDeaf West's Spring Awakeningの映像なのですが、2年前の2016年1月、記録的な猛吹雪でBroadwayの全ショーがキャンセルになった日がありました。来場したお客さんたちに対してキャストたちは外で2曲だけアカペラでパフォーマンスをしてくれたのです。

 

1本目は年明けに来日してくれていたAndy Mienetus(アンディ・ミエンタス)演じるハンシェンがひとりでイタすときの曲であるMy Junk。


"My Junk" Snowstorm Jonas

 

Wendla役のSandla Maeちゃんがすごい表情のサムネだけど、みんなモッコモコで楽しそうに歌ってる姿にほっこりします。特別なパフォーマンスだものね。ちなみにAndyの歌うフレーズ「I go up to my room, turn the stero on?」の部分がすごく好きです(ピンポイントな萌え)

 

2曲目は、主役メルヒオール役のAustin P. MaKenzieメインのTotally Fucked。


Totally Fucked deaf west snow storm

 

彼はおばあ様がDeaf(難聴者)の方だったということもあり、ASL(アメリカ式手話)を自然に習得し、このDeaf West Theaterにも当初は手話通訳士として働く予定だったとのこと。なので歌う前のMC的なものもすごい速さで伝えています。実際の演技やStage Doorでも彼は誰よりも身に着けているのがわかるほどでしたよ。Deafのお客さんやキャストともたくさん会話していました。

そして、このパフォーマンスもみんなモッコモコで楽しそう。終わった後にAustinがちょっとニコっとはにかんでるのもかわいい。

ショーがキャンセルになってしまったのは残念だけれど、こんな貴重な楽しそうなパフォーマンスが見れたとなるとちょっとうらやましい気持ちがあるのが本音です。笑。

 

ちなみに、今日見たのは寒いからではなく、メルヒオール役だったAustinが初めてinstaストーリーとライブ配信機能を使ったことが通知で届いて、Twitterでフォロワーさんと共に、脳がDeaf West's Spring Awakeningモードになってしまったためです。笑。暖かくなるまでに、もう何度かこの2本は観ると思います。

 

ちなみに私が観に行ったのはこの猛吹雪の約1か月前のクリスマスの時で記録的暖冬の週でした。

megmientus.hatenadiary.jp

 

アンディ・ミエンタス&マイケル・アーデン初来日公演!!が、終わった!!

発表されてから楽しみに楽しみにしていた、大好きなアンディ・ミエンタス(Andy Mientus)とマイケル・アーデン(Michael Arden)が出演した、ニューイヤー・ミュージカル・コンサート2018が、無事、終わりました。燃え尽きてます…。

 

2人の来日が発表されたのは去年の12月3日の朝。速攻でチケットを取り、貸切以外の3公演を観てきました。発表当日の興奮はこちら↓

megmientus.hatenadiary.jp

 

大好きな大好きな、世界でいちばん好きなカップルの2人。2人が出してる雰囲気はとてもやさしくて、うっとりしてしまいました。アンディは出演作を観ているので歌声を聴くのは何度目かでしたが、やっぱり好き。そして、マイケル・アーデン、もう鳥肌ものでした。もう絶対聴けないと思ってたアーデンさんの歌声とパフォーマンス、本当に美しかったです。2人の特別なデュエットもあったし、もちろんほかのキャストの方々も素晴らしかった!しばらく余韻と、アンディ&アーデンさんロスに浸りっぱなしになってしまいそうです。というか、今日も気が付くとニヤニヤ思い出し笑いしてしまっていました。ああ、本当にシアワセな3日間だった…。

もちっと落ち着いたら、振り返り書こうと思いますが、今、とにかく言いたいこととしては、アーデンさんの「Out there」は最高だったぞーーー!!!アンディの「Empty chair~」は最終日は完全にマリウスだったぞーーーー!!!来てくれて、ありがとーーーーー!!!!

 

落ち着くまでは、今日から京都でバカンスを満喫している姿を置いとくことにします。きゃわ!

 

 

I’m a lucky man.

michaelardenさん(@michaelarden)がシェアした投稿 -

いや、ほんと、アーデンさん。あなたlucky manですよ…きゃわ!!!

 

夢だけど!夢じゃ、なかったーーーー!!!

わたしは!いま!シアワセだーーーー!!!

 

1/21追記:Act1振り返りました。自己満足まとめ。

megmientus.hatenadiary.jp

Act2も振り返りました。

megmientus.hatenadiary.jp

 

ここでもアンディ&アーデンさんへの愛を叫んでいます。(アンディ多め)

megmientus.hatenadiary.jp

 

アンディ・ミエンタス&マイケル・アーデン初来日公演!!

 

起きたらビックリな情報解禁が!大好きな大好きな、アンディ・ミエンタス(Andy Mientus)とパートナーである、マイケル・アーデン(Michael Arden)が年明けのニューイヤー・ミュージカル・コンサート2018に揃って出演するとのこと!私の中でのベスト夫夫*1の2人が!同じステージに!NYでのイベントでならまだしも、日本で、ですよ。もうこれは奇跡としか思えない。

 

アーデンさんは、演出している上演中のBroadway作品*2があり、2016年のTONY賞にもノミネートされ*3、演出家としての道を着実に歩み始めてるので、もうパフォーマーとしての姿を観れることはないかな、歌声を生で聴ける機会は厳しいかな…と思っていました。アンディも最近は目立った動きはないし、観れるのはしばらく先かな、と思っていました。そこに、このビッグニュース!まさか2人とも出演するとは。NYで54below*4のイベントに行くしか2人揃って歌う姿なんて見れないと思ってたので、朝から驚きすぎて頭真っ白になって、手が震えるほど。すぐに気を持ち直して、とりあえずチケット確保。ギリギリSS席取れました。ほっ。

 

10日くらい前にアンディがインスタストーリーに、東京のガイドブックの写真に「何か知ってた方がいいことある??」とコメント着けてアップしていたので、年末年始に旅行かな?と思っていたのですが、まさか来日公演とは。夢だけど、夢じゃなかったーーー!今、まさにこのセリフがピッタリの状況です。どういう経緯で2人で出ることになったのかはわからないけど、主催には感謝です。ありがとうございます。

(どちらかにオファーきて、パートナーと一緒にってのはどう?彼も才能あるし、人気もあるよ?っていうかついでに旅行できるね☆ポケモンの国だね☆ワクワク☆(アンディがポケモン大好き)ってなったって思い込みたい痛いファンです。)

 

あと1か月。間違いなく、アーデンさんの「Out there」は聞けると思うので、本当に楽しみです。

 


"Out There" | The Hunchback of Notre Dame

 

アンディはレミゼかな。


Les Miserables Broadway 2014 Tony Awards Ramin Karimloo-One Day More

 

2人の息のあったデュエットも聴きたいな。


Michael Arden & Andy Mientus - Vegas (Kerrigan-Lowdermilk)

 

はぁ、、、ドキドキとワクワクで胸がいっぱい!2人とも~楽しみに待ってるよ~~!

 

 

1/17追記:終わって燃え尽きてます…

megmientus.hatenadiary.jp

1/21追記:Act1振り返りました。すごく自己満足まとめ。

megmientus.hatenadiary.jp

さらに追記。Act2のことも振り返りました。

megmientus.hatenadiary.jp

 

ちなみに、アーデンさん演出・アンディ出演の「春のめざめ」については、上演当時NYに飛んで4回観て、その思いの丈をこちらにぶつけているのでよろしかったら…

megmientus.hatenadiary.jp

 

*1:彼らはお互いのことを”my hasband"と紹介しあうのでそれにならって表記してます

*2:Once On This Island – Once On This Island Broadway

*3:Deaf West's Spring Awakeningでのノミネートでした。ノミニー発表の際に別の人が映されるという放送事故があり、アンディはじめファンもNBCに激怒り。次のノミネートの時はちゃんと映りますように…

*4:マンハッタン54丁目にある食事しながら音楽が聴けるブルーノートビルボードのようなところ。Bwayのプロデューサーがオーナーなので、ミュージカル系のイベントが多いです。

NYひとりたびSeason3_6日目/7日目/8日目:パッキングと帰国

楽しかったBook of Mormonで観劇スケジュールを〆たあとは、帰り道にあったアイスクリーム屋さんでお夜食。Amorinoです。

 

www.amorino.com

 

秋田のババヘラアイスのようにお花の形に盛ってくれるので、とてもかわいくてフォトジェニックになります。けれどアイスのチョイスを欲望のままにするとお腹は満たされるけど、見た目はこんなことになります。

 

f:id:megmientus:20171202194009j:plain

 

ちなみに選んだのは、ピスタチオとチョコレート。味は普通でした。数日前にリトルイタリーで食べたジェラートのほうが断然おいしかったな…

 

食べた後も名残惜しくてタイムズスクエア周辺をウロウロ。あぁ~帰りたくないよ~

 

f:id:megmientus:20171202194506j:plain f:id:megmientus:20171202194517j:plain

 

ホテルに戻ったら地獄のパッキング大会。今回もしこたま買ったので本当に地獄でした…。ぶん投げたら日本に届けばいいのに、とかドラえもんの四次元ポケットがあったらいいのに、、、と嘆きながらのパッキング大会。終わったのはAM3時でした…

 

翌朝は6時に起きて、7時半にホテル出発。スーツケース2つなのでエスカレーターのあるPenn Stationまで歩きます。距離にして横の1ブロック分です。

 

f:id:megmientus:20171202195509j:plain

 

大きい駅だから安心しきっていたのですが、エスカレーターがあるのは地上から地下に下がるところくらいで、中にあるこまごました階段にはエスカレーターはついておらず…最後の最後に、20段ほど階段を上がる羽目になりました。いや、ほんと、日本ってどこにでもエスカレーターあってすごい。

 

Penn StationからEラインに乗って、JamaicaAir Trainに乗り換えてJFKへ。地下鉄に乗ってしまえばJamaicaにはエスカレーターもエレベーターもあるから楽チン。スーツケースを預けたら、大きいほうは50ポンドギリギリ!クラクラするほど行列の出国ゲートに並び、NYご飯食べ収めにさっさとゲート方面へ向かいます。

 

f:id:megmientus:20171202195612j:plain

 

デルタのあるTerminal4は、他ターミナルより出国後エリアが充実していて、JFK唯一Shake Shackがあるのです。毎年ココでNYご飯食べ収めをするのをお決まりにしているので、今年もそうしようとしたら!なんと!隣に大好きなパンダエクスプレスが出来ている!!!

 

f:id:megmientus:20171202195719j:plain

 

10年前にLA旅行をしたときに食べてあまりのジャンクさに感動し、一回で大好きになったパンダエクスプレス。西海岸中心のチェーンなので、NYには一軒もなかったのですが、JFKにオープンしていました。当然、食べるのはパンダです。Shake Shackは日本でも食べられるしね!

 

f:id:megmientus:20171202195821j:plain
定番オレンジチキン(上)とエビマヨだったかな、と炒飯。

 

帰りの飛行機も行き同様にコンフォートプラス。周りが少年テニスクラブの集団。全米オープンにきてたのかな。全員バラバラに配置されてるもんだから、人を超えてしゃべるわ、何か渡し合うわでなかなか騒々しい機内でした。正直、エコノミー後方にまとめて座っててほしかった。私の隣にも少年が1人座っていたのですが、熟睡しきってて、私の席にまで侵入してきていました…。機内食も美味しくなかったし、直行便無くなるし、もうデルタ使うことはないかな…。

 

f:id:megmientus:20171202200051j:plain f:id:megmientus:20171202200056j:plain f:id:megmientus:20171202200100j:plain
真ん中のスナック(ピザとアイス)が唯一まともに食べれた。

 

帰宅してスーツケースを空けたら「中身チェックしましたよ」の紙が。プチプチで包んだ瓶のスパイスたちがチェックされてましたw 

 

これにてNYひとりたびSeason3は終了。初めて大好きなアンディが出ている作品がない時期の旅行でした。彼が出ていない分、後回しにしがちだった作品の観劇ができたのがとてもよかったです。ブロードウェイミュージカル観劇にますますハマることになった旅行でした。楽しかった!

 

NYひとりたびSeason3_6日目:Book of Mormon

この旅、最後の観劇は「Book of Mormon」2011年、トニー賞でベストミュージカル賞を初めとした9部門を受賞した超人気作品です。

bookofmormonbroadway.com

 

人気作だけあって、TKTSには出てこないし、連日ほぼ満席なのでTicketmasterで事前に購入していきました(諸々込みで179ドル)

 

これまで何作か見てきましたが、映画化されているものやリバイバルものが多かったので、映画を観たり、前作のレポートを読むという形でさくっと予習していました。それで十分、楽しく観劇できたのですが、やっぱり細かいセリフまでは把握できなくて悔しい思いもしていました。なので、英語の勉強にもなるし。事前にAmazon.comでScript Bookを買って読んでから挑みました。とはいえ、最後の4分の1は間に合わず、こちらのブログを参考にさせていただきました。ありがたや~

 

blog.goo.ne.jp

blog.goo.ne.jp

 

その成果あってか、大満足の2時間でした。読んでいって正解、めちゃくちゃ笑えました。難しい英語を使ってるわけではありませんが、当然分からない単語やイディオムもあるし、事前に予習ができるなら、したほうが絶対にいい。もし、行こうと思っている人で英語に自信がない方、Script Bookか上記ブログを、ぜひ読んでいってください。あと、モルモン教自体の基礎知識もあったほうが間違いなく楽しめます。(カフェインNGとか、性的なものに厳しいとか)

 

読んだら分かるとおり、下品なセリフもありますが、小中学生が教室でふざけていうくらいのお下品さかな、というの印象です。人種差別や非人道的な発言も入るけれど、笑いながらナチュラルにポンポン発せられるせいもあってか、ドギツイという印象はなく、笑える風刺。最終的にはなかなか味わい深い終わりになっていて、そこは上手いな、賞を取るだけあるな、と思いました。最後の最後まで、劇場中大爆笑で、雰囲気もとても明るかったです。

 

そして、とにかくいいのがテンポのいい音楽と演出。音楽を手がけているのは、サウスパーク、Avenew Qでも実績を残したロバート・ロペス。奥様とアナ雪の曲を担当したことで日本でも知名度があがった方です。先にアナ雪を体験してる身としては「曲もパフォーマンスもすっごくディズニー!」というのが第一印象。ザ・アメリカのエンタメショーでした。そういう類のものが大好きなのでそういった意味でも最高の作品でした。

 

そしてキャストも最高でした。この日の主役コンビはこの2人。Elder PriceはSTAND BYのGabe Gibbs(写真左)、Elder Cunningham は正キャストのChristoper Johon O'Neill(写真右)

 

f:id:megmientus:20171119102610j:plain

gabeのインスタ https://www.instagram.com/p/_7uIBsMfxz/

 

Elder Priceは、Play Billに挟まれた白い紙をみて「あら、正キャストじゃない、残念」と思ったのですが、始まってすぐ前言撤回。私にとっては大当たり!めちゃくちゃ好みの歌声と動きでした。やりすぎだよ!ってくらいの表情筋の動きと、ピキピキっとした動きがすっごくすっごく好きで、幕間に検索→インスタ即フォローしました。STAND BYじゃなくて正キャストになってほしい、そしてまた見たい、、、と思っていたのですが、彼はこの後、USツアーにElder Priceとして周り、2017年10月に卒業となりました…もう見れない。残念。次の作品を楽しみにしています。

 

そして、もう1人良かったのが、Elder MaCkinryのStephan Ashfield。

 

f:id:megmientus:20171119104253j:plain

Stephaneのインスタ https://www.instagram.com/p/BXbg2gCATsa/?taken-by=stephen_ashfield

 

他のElderたちとは頭いくつも抜けたパフォーマンスで「この人、只者ではないな…好き!!!!!」と思いながらみていました。役柄として他のElderたちをリードしているようで誰よりも目立っている。本当に飛びぬけて輝くパフォーマンスでした。カーテンコールで、一人フィーチャーされていたのですが、後から調べたら、彼、この日がBroadway初日でした。それまではWest End で同じくElder MaCkinryを演じ、ローレンスオリビエ賞を受賞したそうで、そりゃ、只者ではないわ…と納得。記念すべき初日を観れたのはとてもラッキーでした。SDでご挨拶しなかったのは本当に愚行だったと思います。*1

 

大満足だったBook of Mormon。こんなにおもしろいならもっと早く見ていればよかった!これからの旅では毎回観ようと思います。

 

*1:2017年9月の旅でお会いすることができました。やっぱりさすがのパフォーマンスでした。むしろパワーアップしてたかも