最近というか、ずっと好きでことあるごと、特に寒い日には必ずと言っていいほど繰り返し見てる2本です。
大好きな大好きなDeaf West's Spring Awakeningの映像なのですが、2年前の2016年1月、記録的な猛吹雪でBroadwayの全ショーがキャンセルになった日がありました。来場したお客さんたちに対してキャストたちは外で2曲だけアカペラでパフォーマンスをしてくれたのです。
1本目は年明けに来日してくれていたAndy Mienetus(アンディ・ミエンタス)演じるハンシェンがひとりでイタすときの曲であるMy Junk。
Wendla役のSandla Maeちゃんがすごい表情のサムネだけど、みんなモッコモコで楽しそうに歌ってる姿にほっこりします。特別なパフォーマンスだものね。ちなみにAndyの歌うフレーズ「I go up to my room, turn the stero on?」の部分がすごく好きです(ピンポイントな萌え)
2曲目は、主役メルヒオール役のAustin P. MaKenzieメインのTotally Fucked。
Totally Fucked deaf west snow storm
彼はおばあ様がDeaf(難聴者)の方だったということもあり、ASL(アメリカ式手話)を自然に習得し、このDeaf West Theaterにも当初は手話通訳士として働く予定だったとのこと。なので歌う前のMC的なものもすごい速さで伝えています。実際の演技やStage Doorでも彼は誰よりも身に着けているのがわかるほどでしたよ。Deafのお客さんやキャストともたくさん会話していました。
そして、このパフォーマンスもみんなモッコモコで楽しそう。終わった後にAustinがちょっとニコっとはにかんでるのもかわいい。
ショーがキャンセルになってしまったのは残念だけれど、こんな貴重な楽しそうなパフォーマンスが見れたとなるとちょっとうらやましい気持ちがあるのが本音です。笑。
ちなみに、今日見たのは寒いからではなく、メルヒオール役だったAustinが初めてinstaストーリーとライブ配信機能を使ったことが通知で届いて、Twitterでフォロワーさんと共に、脳がDeaf West's Spring Awakeningモードになってしまったためです。笑。暖かくなるまでに、もう何度かこの2本は観ると思います。
ちなみに私が観に行ったのはこの猛吹雪の約1か月前のクリスマスの時で記録的暖冬の週でした。